HGCE インフィニットジャスティスガンダム

レビュー

機動戦士ガンダムSEED DESTINYより、HGCEインフィニットジャスティスガンダムをレビュー。発売は2020年5月、価格は2,420円です。

「インフィニット 」とは「無限」、「ジャスティス 」は「正義」という意味です。劇中では単に「ジャスティス」と呼ばれていました。ストライクフリーダムとは違い格闘戦を得意としています。

付属品は高エネルギービームライフル、ビームキャリーシールド、ビームシールドエフェクト、しゅペールラケルタビームサーベル刃×2、シャイニングエッジビームブーメラン刃、グリフォンビームブレイド刃×2、グリフォン2ビームブレイド刃×2、グラップルスティンガー射出用のリード線、連結用のサーベルグリップが付属しています。

余剰パーツは写真右側のアーマーパーツが2つだけです。

シールはライフルの一部やセンサー類を補います。

HGCEでキット化されたインフィニットジャスティスガンダム。HGBDジャスティナイトがベースとなっています。最近はアレンジされた方が先に発売され、後追いでオリジナルが発売されることが多くなりました。

背中には大物のファトゥムを背負っていますが問題なく自立可能です。関節にはポリキャップは使われておらず、しっかりした強度があります。

ファトゥムを外して本体のみで。プロポーションはスマートでバランス良く立体化されています。

ファトゥムを展開。差し替えなしで展開可能です。ファトゥム本体に3mm穴があるのでスタンドを接続することが可能です。

頭部のアップ。センサーはシールです。HGですが、頬の機関砲は別パーツかつ色分けされています。

続いては胸部を。胸部左右のダクト内はシールですが、緑のラインは別パーツで色分けされています。頭部といいこのキットは本当に色分けがすごいです。力の入れ具合が伝わります。

ファトゥムにある肩部のハイパーフォルティスビーム砲は外側に向けることができるので頭部にはこん

ファトゥムとのジョイント部分は角穴となっています。このジョイントは上下にスイングさせることができます。

翼はこのように展開させることが可能。

エンジンブロックは角度を付けることが可能です。

ファトゥムはシール部分はなく、裏面までしっかりと色分けがされています。

機首は差し替えなしで展開可能。単体での飛行形態を再現できます。

腕は前後分割ですが、合わせ目が目立たないように段落ちモールドになっています。

サイドアーマーにはサーベルグリップを収納できます。ただ、サーベルを使用する際は、小さいアーマーパーツを取り外す必要があります。

サイドアーマーは後ろに逃すことができます。

リアアーマーには接続パーツ無しでビームライフルを取り付けることができます。

リアアーマーには股関節の固定ギミックがあります。リアアーマーを後ろに跳ね上げることで位置を調整します。フロントアーマーはデフォルトで左右分割されています。

ダクトはそれぞれ開口されており見栄えが良いです。脹脛のスラスターは可動します。

足裏は肉抜きが無くモールドも入っており、つま先が可動します。

前後にしっかり可動しますし、腕の稼働範囲も申し分なし。

左右にもしっかりスイングできます。

下半身の可動範囲もバッチリです。

ぱっと見で合わせ目が気になる箇所もなく、配色の再現度も非常にグッドです。

ファトゥムを展開しても自立は可能。ですが、バランスをとるのは大変です。スタンドを使った方が安心。

高エネルギービームライフルのピンクはシールで補います。この色分けができていれば完璧でしたね。中央の突起は腰アーマーに取り付けるジョイントです。スコープは左右にもスイング可能。

高エネルギービームライフルとビームキャリーシールドを装備します。

肩部のハイパーフォルティスは左右上下に稼働するのでポージングの邪魔になりません。ガシガシ動くのでポーズがよく決まります。

続いてはビームキャリーシールド。表面の黄色モールドはシールです。シールドには3つのギミックが用意されています。

1つ目のギミックはビームシールドの展開です。中央の楕円形パーツを一度取り外し、ビームエフェクトを挟み込みます。ポロリもありません。

2つ目のギミックはシャイニングエッジブーメランです。ビームエフェクトを差し込みます。

シールドから取り外しできます。グリップもついているので、手にもたせることもできます。

3つ目のギミックはグラップルスティンガーです。リード線だけでもそこそこの保持力はあります。HGでここまでギミックを盛り込んでいるのは凄いです。

シュペールラケルタビームサーベル。両腰のサーベルグリップを取り外して使用します。

ジャスティスといえば、2刀連結状態の「アンビデクストラス・ハルバード」ですよね。グリップの連結ギミックはなく、連結されたパーツを使用します。

グリップには固定用のダボ等がないので構える角度によってはズレてしまいます。

グリフォンビームブレイド。こちらも劇中では印象的な武装でした。ビームエフェクトは2本用意されているので、両足に装備させることが出来ます。

ファトゥムはグリップを展開出来るので、写真のようにディスプレイすることも。

一応上に乗ることも出来ますがギリギリで不安定です。

グリフォン2ビームブレイドも再現されており射出アクションも。

以上、HGCEインフィニットジャスティスガンダムのレビューでした。特筆すべき点はパーツ分割による色分けですね。作っていて楽しくなるキットでした。ガンプラの進化を感じることができる機体でした。ジャスティス好きにはもちろんですが、機体の好みによらず一度は作って損はないと断言できます。

可動域も申し分なく作った後も楽しめるキットとなっていますので、非常にオススメの一品です!