HGAC ウイングガンダム

レビュー

今回はHGACウイングガンダムをレビュー。発売は2013年9月、価格は1,650円です。

新機動戦記ガンダムWで主人公のヒイロ・ユイが搭乗したモビルスーツ。機体の特徴は大型のバスターライフルとバードモードへの変形です。

付属品はバスターライフル、シールド、サーベル刃2本で余剰パーツはなし。

シールはセンサー類やダクト部分等を補います。

TV版ウイングガンダムのHG版です。2013年発売ですが今のキットと比べても見ても古さは感じません。

プロポーションはスマートに仕上がっています。ウイングのサイズ感もバランスが良く、自立も安定しています。

色分けもダクトや肩部マシンキャノン等以外はしっかり配色されています。

胸部センサーはクリアパーツとなっています。両サイドの黄色いダクトは肉抜きされているので見栄え良し。

頭部は前後分割で合わせ目が出ます。小顔ですがディティールはしっかりしています。

肩ばは前方向に引き出せます。

爪は基部から可動するので腕の稼働を妨げることはありません。

ウイングは上下左右にとフレキシブルに動かすことが出来、色々な表情を付けられます。

フロント、サイドアーマーは可動します。

太もものバーニア、アンクルガードは別パーツ化されています。

足裏はつま先に肉抜きがあります。

腕は二重関節でしっかり曲がりますし、真横にも上げられます。首は前後にかなり可動します。飛行するポージングが様になります。

股関節、膝ともにしっかり可動域が確保されています。

シールドは黒い部分とセンサーはシールで補います。グリップは変形時に収納可能。

バスターライフルは左右分割で合わせ目が出ますがしっかりした造形がされています。

武装を装備。ライフル用の持ち手はありませんが、保持に問題はありません。シールドはグリップでだけで保持しますがブラブラしたりはしません。

首がしっかり可動するので飛行ポーズが様になります。

バスターライフルは大型ですが関節や保持力は問題なし。ポーズを付けやすいです。

シールドにはビームサーベルの柄を収納するギミックが再現されています。HGでこれは嬉しい。

ビームサーベルの柄は一つですが、サーベル刃は2本付属するので一本は曲げたりしてもいいですね。

続いてはバードモードへの変形を。頭部と腰を180°回し、肩アーマを下げます。ハンドパーツは外しておきます。

腕を曲げ、爪を立てます。膝は逆関節に入れ込みます。

バスターライフルをシールドに取り付け、それをバックパックに取り付けます。

これでバード形態完成。変形は簡単ですが、かんせいどは非常に高いです。余剰パーツはハンドパーツのみで差し替えパーツもありません。腰のリアアーマーのパーツを外せばスタンドジョイント穴が用意されています。

ストレスになるようなポロリ等もなく、気軽に変形を楽しめます。

以上、HGACウイングガンダムのレビューでした。RGでもキット化されていますが、HGでも充分満足できる仕上がりになっていると思います。アレンジも効きすぎておらず、モールドも少ないのでシンプルさを求めるならこちらがオススメです!